皆さんは、技能検定て知っていますか?
技能検定とは、働く人々の有する技能を一定の基準により試験を行い、国として証明
する国家検定制度です。
日本菓子専門学校では「菓子製造」(和・洋)の受験準備として授業を行っています。
洋菓子の技能検定には、2級、1級があり筆記試験と実技試験を両方とも合格しな
ければなりません。
受験資格は、通常、2級は、実務経験(お菓子屋さんで働いて)2年以上、1級7年以上
と時間がかかります。
しかし、日本菓子専門学校を卒業すると2級はすぐに受験出来ます。
また、1級も5年に短縮、さらに2級を合格した後2年で1級も受験出来ます。 本校の職員は、みんな技能検定合格者です。
今日は、中村先生(とても手先が器用でパイピングやマジパン細工が得意です。)
のデモンストレーションです。
2級の課題は、四同割のスポンジの製作(卵、砂糖、小麦粉、バターが同量)と
直径24cmのスポンジをバタークリームでサンド、ナッペし洋生チョコレートで全体を
コーティングして四分の1ずつバタークリームと洋生チョコレートでいろいろな絞りをするもの
です。
上の写真を見てもらうと口金の絞り、細いパイピング、バタークリームの2色絞りなどデコレー
ションに必要な技術が詰まっています。
学生達は、先生のデモンストレーションを見た後、バラ、菊の絞り、振動絞りなどを練習します。