今日から7月。もう今年も残すところ6ヶ月ですよー。
ということで、本校恒例の夏休み前には実技試験。
先日、1学年の学生達に実技試験課題の発表をしました。
「難しそー!」「これならどうにかなるかー。」と
様々な声があがりましたが、さて結果はどうなるでしょうか?
今回の課題の見本です。
(冷凍していたのでちょっと曇っていますね。)
「ショコラーデントルテ」というお菓子です。
ナッペ(全体にクリームを塗ること)も難しいけど、
きっと学生達は10等分にカットするのが難しいと
思ってるかも。(1カット角度は36度ですよ。)
もう一つが「サブレ ア ラ ポッシュ(絞りクッキー)」
焼き上がりの状態(ラッピングまで行なってもらいます。)
鉄板に均一に絞ることができるでしょうか?
ちょっとアップしたものです。同じように
絞ってもらえると良いのですが。
この生地の絞りのポイントは、生地のかたさが
重要ですから、始めのバターの固さが大切ですよ。
今年度の課題は、「基本に忠実に」ということで、
スポンジケーキの仕込みから焼成。
それを使用してチョコレートバタークリームでのデコレーション。
さらに絞りクッキーと盛りだくさんですが、
何度か授業で習っている技術ですので、問題無いはずですが・・・・・。
思わぬ事が起こるのが試験です。
でも、まだまだ朝・夕の練習が出来るので、
本番に向けて自信をつけるために頑張ってもらいたいものです。
その努力が「自分なら出来る!」という強みになってくれますよ。
きっと、その努力が将来の就職先でも活かされること間違いなし!
1学年は洋菓子だけの試験ではないのです。
和菓子と製パンの実技試験もやっちゃいます。かなりハードです。
すべてに関して、みんなを落とす試験では無く、基本がどれだけ出来ているかの
確認するための試験です。
もし運悪く上手くいかなかったら、再試験が待っていますし、
さらにもっと努力をして欲しい人には、補講を行なって、
どうにか出来るようにサポートしていきますから、
みんなついてきてくださーい。(切なる願いです。)
洋菓子にしてみると、この梅雨時期は「勘弁して下さい」と
いう気持ちです。材料の湿度にも影響するし、湿気で出来上がった
お菓子の状態が悪くなるしで、速くこの時期が過ぎることを
願ってなりません。
担当は気分だけはいつも、すっきり爽やかな阿部でした。
(おいおい、と突っ込みが入りそうですね。)