といっても紫芋ではありません。
今回はカシスを使ったムースです。
アーモンドとココア風味のスポンジケーキと
色鮮やかなパープルカラーのカシスムースとのアントルメ。
日本名では黒房スグリと言って、酸味がかなり強いので
生食ではなく、ジャムやゼリー、シロップ漬け等に使用される
事が多いようですが、カシスシャーベットが私のおすすめです。
お菓子屋さんでの組み合わせで、カシスと栗の組み合わせが
ベストマッチングで良く見かけます。私も大好きな組み合わせです。
さて実習はというと、今回は平岡先生にDクラスを指導頂きました。
奥の方で、ピースしているのはモモちゃん(百澤君)で
変顔は芝崎君。
だいぶ後期は基本から応用へと進み、ホワイトボードに記載されている
配合もたっぷり、さらに細かくなってきています。
計量するだけで大変ですが、ここが一番の重要ポイント(計量ミス)ですので
学生達も慎重になります。
今日のDクラスの様子を少し。
高柴さんのカットをここでもモモちゃんがサポート?
しているようには見えませんね。
真剣そのものです。ガンバ戸塚君!
古旗さんも真剣中?
星野さんを、同じグループメンバーで
圧力をかけているのでしょうか?
恥ずかしいから撮らないでって。
言っているわりにはピースです。金元さん。
おっと横でにやけているのは誰だっけ?
中田さんも集中。
上手くやってよと和多利さん。
ラインコーム(模様をつける道具)スタンバイOKです。
尾島君。完璧な絞りです。ブラボー!!!!
手嶋さんも完璧?(凛々しいです。)
大丈夫かなーと不安げな庄司さん。
笑っている場合ですか?でも良い笑顔です友田さん。
本日のフォトジェニック賞ということで。
今日は焼き菓子も多く作りました。
焼成前のバトン・サブレ
アーモンド風味のクッキーになります。
焼成後。香ばしい香りが漂って来るようです。
バターたっぷりのフィナンシェ風ケーキ。
レモンピールが入った爽やかな香りのバターケーキ。
こんなに出来ているとお菓子屋さんの工場のような
雰囲気になります。でもお菓子屋さんは、こんなもんじゃありません。
もっともっと大量に仕込んで作っていきます。
あと数年後には、この子達もパティシエ、パティシェールとして
活躍するのでしょう。楽しみでもあり、不安でもあり・・・・。
よくお菓子を作る上で、一番大切な事は何ですか?と質問があります。
菓子職人さん達は、なんて答えるのでしょうか?
皆さんならなんて答えるでしょうか?
大切な事はいっぱいあります。
素材の良さ、衛生的な作業、計量の正確さ、デザイン性 etc
家庭ならば、相手の事を考え、その気持ちをエッセンスにして、
美味しくなれと願いを込めながら作っているのではないでしょうか。
お菓子屋さんも一緒で、お客様に美味しく食べてもらえるように
たっぷりの愛情を注ぎ、作っていることは間違い有りません。
食べてもらっている時やその場面のお客様の笑顔が見たくて、
ハッピーな気分になってほしくて作っているわけです。(きっと)
学生達は、学校ではまだまだそんな気持ちではなく、そうなれるように
菓子作りを日々勉強しているのです。
でも今日は平岡先生の愛情があふれでたお菓子になっているので、
あとでみんな美味しく頂きたいと思います。
担当は、まだ筋肉痛が続いている阿部でした。